The Great Gatsby

昨日、英語版を、今日村上春樹訳本を読み終えた。うう〜ん、面白かった。恥ずかしながら、これだけ有名な村上春樹の文章を読むのは初めて!でも、そもそも、どうしてGatsby?これもNatalie師匠。


以前、Hemingwayの移動祝祭日の話しを少し書いたが、その中にScott Fitzgeraldが登場した。そしてグレート・ギャツビーのことを知った(余談だが、Hemingway−移動祝祭日−スコット・フィッツジェラルドというながれでグレート・ギャツビーに到達する人、けっこういるみたい!)


そういえば、昔、ロバート・レッドフォード主演の華麗なるギャツビーという映画があったな…と思い出した。僕はみてないけれど…2013年には、レオナルド・デカプリオ主演で映画化されている。ギャツビーが気になり始めた。


ネットでいろいろとさらってみたところ、20世紀を代表するアメリカ文学の最高峰の1つだとか、アメリカでは高校の副読本になっているとか、出だしと最後の数ページは名文だとか、いろいろな情報が入ってきた。Fitzgeraldはどんな文章書いているんだろう?知りたくなった。


Natalie師匠のリトリートでは毎回課題図書が提示され、参加者は2冊読んで来ることになっている。その中に、The Great Gatsbyもあった。おぉ、これはますます読まねば(笑い。)


早速、洋書をamazonして読み始めた。1週間ちょっとで読み終えたものの、やはり手強い。プロットは分かるがディテールはわからない、だから、悲しいかな、どこが名文でどこがアメリカ文学最高峰なのかわからない、ああ、情けない。微妙な心の動きを描写しているようだが、それがわからない。


もう、翻訳を読むしかないな…ということで村上訳を選択し、今日読み終えた。かなり…わかった…当たり前(笑い。)なかなかいいなと思った。しばらくして、また原文に戻ろうと思う。


で、いまは、やはりNatalie師匠の課題図書、HemingwayのThe Oldman and the Seaを読んでいる。これは、日本の高校英語の副読本だ。確かに、ほとんどone or two syllablesの単語で書かれている。これが、Hemingway styleだ!ただ、そうは言っても、やはり知らない単語はたくさん出てくる。プロットと文脈で読んでいくしかないな…


師匠の課題本に、これもHemingway、Death in the Afternoonがあった。こちらも入手して読んでみることにした。手にとって、びっくり、闘牛の本だ!これは、少々骨が折れそうだな。


かくして、Natalie師匠を通して、ついに村上春樹に到達したのであった。ちなみに、師匠の課題図書の中に日本人が数人出てくる。谷崎潤一郎大江健三郎道元、鈴木俊隆、一休もでてたっけ…あ〜あ、師匠のほうが僕より読んでるなあ(笑い。)