新春の故郷を歩く

2010年1月1日、午前中ヒマだったので散歩に出た。


17歳の頃、今いる実家の場所から高校まで自転車で通っていた。その頃はかなり遠いと感じていたのだが、Google Mapで距離を測定すると5.6Km。よし、歩いてみよう、ということで昔通った道をそのまま辿りながら、山口高校まで歩く。


バイパスができたり、宅地開発が進み山間を縫うように走っていた通学路はかなり様変わりしたものの、なんとか記憶に残っており、45分で到着。


山口高校の中に入って旧講堂の写真を一枚。

全景。後ろに輝くドームは理科棟の屋上に設置された天体観測施設。当時、山口高校自慢の施設であり、天文部は看板クラブの一つであった。

正門

校舎もグランドもそのまま・・・外壁など意外とキレイで、建物など大切に使っているようだけど、それにしても変化なし。建て替えのお金がないのかなぁ・・・


山口高校の近くには、小学校一つと中学校二つがあり、まぁ、いわば山口市の文京地区、そのうちの一つが山口大学附属山口中学校。その横(懐かしい通学路)を通り抜け、山口市の象徴の一つ、サビエル記念聖堂へ。

角度を変えて。

ちょっと階段を上って全景


そこは亀山公園という市民の憩いの場となっており、小高い丘というか山。サビエル記念聖堂やこの公園、小・中の頃よく遊んだ場所でとても懐かしい。松林の間を縫って山口県庁が見える。


県庁前の道を下り、市内の商店街を抜け、幼稚園の頃住んでいた路地の前を通る。立ち並ぶ家々は当然全く違うけれど、細い路地はそのまま。感傷に浸るわけではないけれど、明日で82歳になる母親のことを思い出し、ちょっとホロリ。


国道9号線を6キロくらい歩き家に戻る。全行程約13キロ強、2時間20分の散歩でした!