楽しかった伊豆ドライブ

先週の日月(8/7,8)と、西伊豆一人ドライブを楽しんだ。


6月にカリフォルニアに行ってレンタカー(スカイラインGT)を借りたのが運のつきで、10年以上ぶりに運転してみたくなった。


それと、カリフォルニアで有名なビーチ沿いの道を走ったのが、これも運のつきで、無性に海に浸かりたくなった。


1990年ころ、当時の友人とつくばから伊豆ダイビングによく通ったものだった。その後、途絶えてそれ以来海には浸かっていなかった。


西伊豆は井田(いた)と宇久須(うぐす)に行った。井田はダイビングスポットだったが、装備などもちろん持っていないで、1時間くらい水深1.5~2mくらいのところで浮かんで遊んだ。


問題は宇久須。それまできれいな砂浜だった海岸が、7月から急に大きな石ころだらけの海岸になってしまったそうだ。(何年かに一度そういうことがあるそうだ。)自然はすごいなぁ!


ちょっと高めの波と遊ぼうと思っていたら、その波に巻き込まれた。2度3度巻き込まれているうちに、波打ち際近くの水底に露出していた石ころに、しこたまぶつかった。


これはやばいと思って、石ころだらけの浜にやっとこさ上がって左足を見ると、親指が血だらけだった。何だか爪が・・・ぷらぷらしていていまにもはげ落ちそうだった。何だか、左ひざも、腕も、右足も・・・打撲っぽい。


やっとのことで旅館に歩いて戻り、なんと、温泉に入り、そのあと消毒液をふりかけ、包帯を巻いて、ビール2本飲んで酔っ払って寝た。料理は豪華でおいしかった!


幸か不幸か化膿もせず熱も出ず、まぁ痛いのは痛かったが、なんとかスリッパをはいて、帰途についた。アクセルとブレーキを操る右足でなくてよかったぁ!!帰って医者に行こう!


宇久須から伊豆高原への道は快適だった。海抜0mから900mへ一気に駆け上がる。ほとんど車とで合わず、少々心細くもあったけど・・・十分楽しめた。


峠を下って、民家が見え始めた頃、何だか左肩あたりがモゾモゾするぞ・・・もしかて・・・いやだな・・・


とっさに右手で払ったら、確かに何かが座席の下に落ちた。同時に、チクッとした痛みとしびれと、背筋がぞっとするようなショックと・・・


な、な、な、なんなのだ・・・


道路沿いにあった一件目のドラッグストアに寄った。それほどの痛みでもなかったので、まぁ、いいかと何も買わずにバックしながら方向を変えようとしたら、後ろでいやな音がした。あぁ、擦っちゃった・・・アップセットしていた。


痛みとしびれがちょっとひどくなったので、次のドラッグストアにより、金冠を買って塗った。


道の駅でおみやげを買うために駐車したとき、発見した。うわぁ、ゲジゲジだ!!棒を見つけ恐る恐る引っ掻きだし、まぁ、一件落着。


心配した痛みとしびれも、金冠効果でそのうち無くなった。ゲジゲジの毒はたいしたことない(笑。)


医者に行って治療してもらった。全治10日と言われた。7日にやったので、今日で10日目。たしかに、もう痛く無く、靴を履いて普通に歩ける。というわけで、今、左親指の爪がないのです。全部生え換わるのに半年くらいかな。


まぁ、いろいろあったけど、全部合わせると楽しかった。また、行きたいなと思う。今度はイセエビだ。それと、来年の夏はシュノーケル、マスク、フィンの3点セットは絶対に持って行こう。また、海の虫がうずき出した。


それにしても、われながら、人間(生物)の回復力というか生命力というか、素晴らしいと思った。日に日に、痛みが減り、確実に歩けるようになり、小さいけれども一つひとつ前へ進んで行くことを実感した。こんなことを味わえるのもけがのおかげ(笑。)