第2ステージへ(ボクのアレクサンダー・テクニーク)

2007年の7月に始めたアレクサンダー・テクニーク(AT)も、もう5年目に入った。平均すると、月1.5回くらいのペースでレッスンに通い続けている。ずいぶん投資もしたもんだ(笑。)


その間、いろいろなことがあった。姿勢が変わった、声が変わった、体重が減った、手首・肘などの腱鞘炎が何となく痛くなくなっていた、腰痛は皆無、歩きの速度が上がった、メガネを外した、ATとフォーカシングの共通性・相違を考えた・・・等々、ボクの人生に計り知れない影響を与え続けた。


9月8日のレッスンで、セミスパインの姿勢でリラックスするエクササイズをやった時、ボクの頭への先生のタッチで、突然、喉が軽くなる経験をした。


オォこれだ、これが「首を楽にして、頭が前と上へ行くようにしたら、背中が長く広くなる:上向きに考える」なのだ・・・と。要するに、プライマリー・コントロールの状態である。これが、突然、わかったのだ!それ以来、5年目にしてかなり自由にプライマリー・コントロールが取れるようになった。


9月29日のレッスンでは、同じセミスパインで、骨盤、股関節、足、足の裏の関係を確かめた。そして、直立時に、骨盤でプライマリーコントロールした胴体の重さを支えたり、からだ全体が足裏で接触した大地で支えられている感じを感じ取ることができた。


それから・・・歩き方、座る姿勢が一つ変わった。


これまで、5年少々、イマイチ微妙なところでずれていた・・・と思われる筋感覚がかなり確かなものになったような気がする。


9月8日の気づき以来、声の調子が抜群にいい。これは、プライマリー・コントロールがうまくいっている証拠だ。9月29日以降は、一段と歩きのスピードが速くなったような気がしている(笑。)また、座る姿勢もけっこうよくなっている。


5年目で、何だか第2ステージへ入った気分である。


ちなみに、この不定期日記をつけ始めたのが2009年の11月。2番目の記事に「doing nothing」というジェンドリンの思想に触れ、ATとの関係性を記述している。


うぅ〜ん、あまり変わらないなぁ・・・でも、ずっと考え続けていることに意味があるんでしょうね(笑。)