この国のかたち

作家、司馬遼太郎の晩年の頃、｢この国のかたち｣というシリーズの著作集が刊行された。全部読んだわけではないが、何冊か読み若干の記憶はある。昨年末NHKドラマで放映された｢坂の上の雲｣などは｢この国のかたち｣のテーマの一つである。

今日、西新橋の再就職支援会社へ行った帰りに、霞が関、永田町、半蔵門近辺を歩いてみた。

外堀通り虎ノ門交差点を霞ヶ関方面に右折し、霞が関2丁目交差点まで歩く。そこを左折し財務省を左、経産省を右に見ながら都心環状線を通り越すと、国会議事堂裏にでる。折しも、通常国会の論戦が始まったばかり。

あぁ、ここが日本の中枢なんだなぁ・・・そうか、｢この国のかたち｣かぁ・・・と思わず湧いて出てきた。

そこからちょっと歩いたところが、総理官邸前交差点。ものものしい警戒が敷かれている。まさに、｢この国のかたち｣

がんばってくださいね。よろしく頼みますよ(笑い。)

国会図書館、自民党本部裏、最高裁、国立劇場を通り抜け、半蔵門方面へ進む。目的地は平河町1丁目。そこにあるのは・・・

境内に灰皿があることをいいことに、十人以上の男女がたばこを吸いまくっていた。これも、｢この国のかたち｣・・・か(笑い。)