今日の結果は・・・花丸!!

一昨日(2月1日)、以下のように書いた。


『しかし・・・明後日のレッスンで吹いた時、先生がなんというか。それ、ダメ・・・と言われたらどうしよう。はっきり言って、ちょっとドキドキ、でも楽しみな次のレッスンである!』


で、今日2月3日(節分)、結果は花丸だった(笑い。)先週より格段に良くなったといわれた。思わず「やったっ!」フルートを習い始めて、おそらく一番まともな音が出た・・・と自分でも思う。


細かい指摘はいくつかあったが、それに対してはどうすればよいかがわかるので、おそらく修正可能であろう。えらい進歩である。


今後の課題は、指摘された点、やはりアンブシュアの改善、もっと自然にその形を作れるようになること、それと1曲の演奏を通してそれを維持できることである。


ところで今回のことは、まだまだ満足のいくレベルではないものの、とにかく今までできなかったことができるようになったというこの年にして貴重な体験である。そして、これまでを振り返ってみると、物事ができるようになるための、なんというか、必然のプロセスがあることを感じるのである。


その中で、ひょっとしてこれがそうか・・・と思われることがある。それは、ちょっと大げさであるが、どん底を味わったこと。


去年の12月、指摘の通り(のつもり)に吹いてみたら全く音が出なくなったことがあった。もういらいらして腹が立って、この先生はもうやめよう・・・などと思っていた。しかしそのとき、悔しさもあってかあきらめずに、一つひとつ点検し、工夫や試行錯誤を重ねていくうちに、だんだん音が出るようになり、指摘されたことの意味もわかるようになってきた。そして、それからは速かった。


実は、12月のどん底時点で我流の奏法が「破壊」されたのだと思う。一方、正しい奏法の知識はそれまでの指摘や教則本によってすでに自分の中にあった。ボクは「破壊」後、あきらめずにもう一度、正しく奏法を組みなおして行ったのだ。そうして、できるようになった。


物事ができるようになるための一つの要素として、もしかして「破壊」が必要である、ということを今回学んだのであった。


「守・破・離」である!