アレクサンダー・テクニークとキャリア教育(開発)

「音楽家のためのアレクサンダー・テクニーク入門」を読んでいたら、以下の件に出会った。


アレクサンダー・テクニークは、療法的な効果のある教育である。「教育とは、広い意味で、人間の反応をいかにコントロールするかをテーマにしている」(F.M.アレクサンダー)。教育の究極の目的は、あなたの反応(=あなたの健康)はあなた自身が責任を負うべきものであると教えることである。そして、あなたが責任を負うべき方向性を間違えないように導くことである。


なんだか、キャリア開発の理念を聞いているような気になってしまった。教育のところを、たとえばキャリアに置き換えてみると、「キャリア教育は、あなたのキャリアはあなた自身が責任を負うべきものであると教えることである。(個人主導のキャリア開発)そして、あなたが責任を負うべき方向性を間違えないように導くことである(Where am I going?に自分が答えを出す。)


F.M.アレクサンダーの哲学は、個人主導、自己(セルフ)の正しい使い方、という点で、キャリア開発の理念ととてもよく似ている。