母親の付き添い
年末の29日からきのう(4日)まで山口市に帰省していた。今回は、母親(83歳)が大腿骨頸部骨折で入院していたので、毎日妹と交代で付き添いをした。
アルツハイマー型の認知症もあって、現在要介護度2。だいたい高齢の女性が辿る教科書パターンなので、さぞかしたいへんだろうなぁ・・・と初日は若干恐る恐る病室に入った。
しかし、入院後2週間、手術後1週間の時間の経過もあってか、予想外にしっかりしていて、ちょっとびっくり。
妹が、東北大川島教授の脳トレを持ってきていた。その他、大人用のぬり絵、小学高学年レベルの小説、日本の歌などを組み合わせて、脳全体の活性化を考えたトレーニングをする。
脳トレは国数理社全般をカバー。脳トレの漢字のトレーニングなどは、普通の大人でもけっこう間違える。小説の音読。ぬり絵で色彩感覚。歌。昔よく歌った歌などは、歌詞を全部覚えていて、しかも音程もたしかに歌ったのにはびっくりした。
母が得意なのは算数。漢字の読み書きもほぼ問題なし。できないのは、3つ以上の事象が絡む論理展開。アルツハイマーで、短期記憶がほぼダメなせいだと思った。記憶保持時間が10〜20秒くらいで、同じことを何十回も聞かれた。
ただまぁ、とういうのも対応する側として、慣れたりそういうものだと理解してしまえば、腹がたったたりイライラしたりすることはない。何度でも同じことを説明すればそれでOK。
あとは、歩行訓練の補助などもやってみた。
そんなこんなで「半日は付き添い」の一週間を過ごした。夜は、日ごろのうっぷんを晴らすべくビール飲みまくりで、どちらかというと楽しく過ごせた一週間だったかな!(笑。)
大晦日から元旦にかけては雪。
ちなみに1月4日の新幹線は自由席の乗車率が160%だったそうで、久しぶりに超満員のUターンラッシュの気分を味わった。