トイレの数

先週金曜日(9月9日)から昨日(9月11日)まで、第16回産業カウンセリング学会に3日連続で参加した。


今年は、都内の女子大で開催された。幸い、埼玉県の自宅からけっこう近いところに位置していたので、通うのは楽だった。


9日の初日、行きの電車内で急にあることに思い当たった!


「待てよ・・・行くのは女子大だよな・・・ひょっとして男子トイレあるかな・・・まぁ、男性教員や男性職員もいるだろうから、全く無いということはないだろう・・・でも、数は少ないだろうな・・・だとすると、トイレに行くのは極力避けたいな・・・水分はなるべくとらないようにしよう・・・駅についたらトイレによって・・・」


昼食を一緒に食べた知り合いの男性にそのことを話したら、彼も気づいていて、こんなことを話してくれた。


「会場の4階にあるにはある。だだ、男子用として、和式トイレの一室があるだけ。休憩時間には多くの男性参加者が並んでいた。」


「!」


というわけで、彼と他の棟を探しに行き、普通の男子トイレを見つけ、そこで用をすまし、ひとまず安心したわけだが、よく考えると、


これ、いつもわたしたちが公共の場で見る光景と全く逆だなぁ。今日までの日本、男性システムが空気のように行きわたり、われわれ男たちは何も考えずにその恩恵に浴してきたわけだ。


それが、今回は逆転した。そうすると、とたんに不自由に感じ始めた。なるほどね〜そういうことか・・・


貴重な体験だった。