家族の描き方 4

今朝の「おひさま」は、セリフもこれに極まれるというくらいの、キラー・フレーズが出た。


主人公の女性の現代(昭和といっているがこれは怪しい、どう見ても平成だ。で、それはこの際脇においておいて(笑))の住まいを訪ねる専業主婦(夫、長女、長男の四人暮らし)が、主人公の人生やキャリアを聴き、家族や周囲と心底話し合うことや気持ちを伝えあうことの大切さを知った。Career as storyです。


彼女の夫の札幌転勤が急に決まり、これまでなら、キーッとなって気が動転してしまっていたのに、夫の話しを聴き夫と話しをして、素直に転勤を受け入れることができた。


ところが、こどもたちは転勤に反対したり、引越しに反発したり、言いたいことをいうだけで、埒が明かない。以前なら、それに腹を立て、どうしてよいか分からなくなり、怒り散らしていただろう。でも、今回は違った。


彼女いわく「相手(こどもたち)のことも大切にしながら、私の気持ちを素直に率直に伝えた。そうしたら、こどもたちから、みんなで引っ越してもいい、という返事が返ってきた・・・」


まるで、アサーションの教科書。彼女は、主人公の女性をロールモデルとして観察学習し、アサーションを習得したんですね!


そうそう、ボクもアサーションの習得には、観察学習がもっとも効果的だと思う。身近に、いいロールモデルがたくさんいる社会になればいいですね。