減量 8 - ある日の昼食 -

減量というか、もう、とっくに減量という段階は終了し、今は維持管理の状態に移行しているのだが、体重の維持管理、weight control、も減量と同じでなかなかむずかしいし、また、おもしろい。


体重は日々変動し、注意を怠るとすぐ増加に転じてしまう。日々の変動を見ながら、体重をある一定レベルにコントロールし、かつ、気持ちよく日々の生活を身も心も豊かに送るには、やはりそれなりの努力が必要である。増加した体重をもとに戻すのはけっこうたいへんなのだ。


仕事場で、ボクは体重管理、同僚は減量に取り組んでいる。ボクがこれまでやってきたノウハウをもとに、道具的仕掛けを作り、心理的なケアを取り入れながら楽しくやっている。ちょっと笑える一策がコレ。


ある日の昼食

セブン・イレブンでおでん6品を買ってきてシェアする。おにぎり一個がごはん、おでんのお汁がスープ代わりになる。こうやってみると、なかなか立派な食事である。これらを済ませて、お茶でも飲むと腹8分は超える。たまに、果物を食べたりすると、けっこうお腹いっぱい。いい昼食である。ちなみに、この写真で365円。右上のカルピスはくじであたって無料。何となく笑えますね!


こんなお昼を1ヶ月くらい続けていると、(適性体重より太っている場合には)体重が減ってくるから、不思議。体重の減りにともなって、昼食代が普通の外食に比べ、約500円安いから、月あたり6,000〜8,000円くらいのセービング。なんと痛快なことか。


体重管理や減量は、一日の食パターンを自分にとって適正なものに変えていくことである。嗜癖という観点でいえば、嗜癖パターンから適性パターンへのパターンチェンジである。一日の食パターンは、生きている間ずっと続く(繰り返す)わけだから、この繰り返しが、まさに全人生をつくる。嗜癖パターンで日々生活するとどうなるだろう。その繰り返しにより、自分を非生命的に方向付け破壊していくのだろう。嗜癖プロセスに嵌って、自分を壊したくはないと思う。


体重管理、減量(ダイエット)は「生き方」なのである。