holisticに生きる

最近、ちょっとholisticに凝っている。


holisticというのは、日本語にすると、全体的とか包括的になるのだろうけど、この言葉、日本語的意味はわかるけど、実際に何なのかになるとなかなかわかりづらい。


概念的ではあるが、最も端的に表しているのは、body/mind/spiritの統合であり、日本語では、心身一体か、敢えて言えば三位一体なのであろう。場合によっては、emotionを加えて4つになることもある。


ところで、mindを日本語にするとき、心、という訳語を使うことがあるが、これはどうやら間違いのようだ。mindは、思考、考え、アイデア、あるいは想像力やイメージなどである。日本語のこころは、どちらかといえば、emotionとspiritに近い。ちなみに、英語のheartはこころである。


つまり、holisticとは、からだ(生命体)/思考/感情/霊性(魂)が、人間というプラットフォームに統合され一体化した状態をいうのではないかと考えている。


holisticに生きるとどうなるのだろう?


これも最近、ここずっと、電車の中で洋書を読んでいる。1ページの中にわからない単語が10個は出てくるが、辞書を引くわけにはいかないので、飛ばして読み進む。だから、読んでいて何となく居心地の悪い思いをしながら読んでいるわけだ。


しかし、頭が(mind)が働く朝には、前後の文脈からその語の雰囲気、ニュアンス、できれば意味を推測し、勝手に意味を解釈しながら、読み進む。そうすると、不思議なことに、何となくそのパラグラフやページに書いてあることが、分かるというか感じられるようになることがある。あぁ、そういうことか!とからだの感じを感じることがある。その感じをずっと覚えている。


だから、そういうふうに感じながら読んだ洋書は記憶に残る一冊となる。


こういう読み方、holistic readingと名付けてみた。からだ、思考、感情、魂すべてを使って読むわけだ。20分くらいやっていると、かなり疲れるが、なかなかおもしろい読み方だと思う。


ただ。。。感じで読んでいるので、自分でその感じは分かるが、人に説明できない・・・のが難点だなぁ。。。(笑。)