幼少期の思い出2

Natalieからの一節:
"Our roots are becoming harder to dig out. Yet they are important and the ones most easy to avoid because there is often pain embedded there — that’s why we left in the first place."
「私たちのルーツを掘り起こすことって、だんだん難しくなってきているわ。でも、自分のルーツってとても重要だけど、同時に、最もたやすく避けて通ってしまうようなものなの。なぜなら、そこには私の痛みが組み込まれているから。だから私たちは、なにはともかくそこから逃げ出したのよ。」って感じかな…Natalieは、どんな口調で語っているんだろうね(笑い。)


そうそう、僕も18歳で山口を出たよ。今、うん、山口に戻るかどうかはわからないけど、今になってまた、山口、山口県に関心が向かい始めている。まあ、よくいう自分の中の故郷再発見かな。東京の同窓生たちの半分は山口に戻ると思う。


そこで考える…東京の人、つまり東京出身で東京で働いている人たちはどうなのかなって?東京が故郷だ、そして、東京から出たことがない。


東京という地で、楽しいこと辛いこと嬉しいこと悲しいこと恥ずかしいこと腹立たしいこと腹の立つこと幸せなこと、地方にいたらそこを逃げ出したいようなことがたくさんあっただろうに。彼女・彼らは東京から逃げられない。そこで、ここで働き生きつづけるしかない。忍耐強いなあ。


ひょっとして、東京人はとても忍耐強い人たちかもしれない。