メガネをはずす訓練

最近読んだ「アイ・ボディ:脳とからだにはたらく目の使い方」に刺激されて、メガネをはずすことに挑戦している。ボクの人生のかれこれ2/3はコンタクトないしはメガネの生活である。そのメガネを取ろうというわけだ(笑。)


地震があった日、帰り道でメガネをはずして歩いたのがまず最初。それ以降、外を歩くときはメガネなしで歩くことにした。


最初、駅の時刻案内やいろいろな標識を見るときはメガネを取りだしてしっかり見て記憶に留め、またはずしてというふうにかけたりはずしたりの繰り返しである。


しかし、ここ最近、何となくはずしている時間が長くなった。ぼやっとして見えるのがあまり気にならなくなったのと、思っていたよりかはよく見えることに気がついたからだ。(もちろん、文字は滲んで見えない。)


右目の方が視力が低いので、若干見づらいところはあるが、それでも上手く姿勢を取れば、PC作業もOKだし字を書くことも問題なくできることもわかった。


メガネなしで意外だったこと:
駅の階段を下りるのが怖くなくなった。ひじょうにスムーズにポンポン降りることができる。これにはびっくり。そのうち一段飛ばしに挑戦しようかな(笑。)


首が自由に楽になり、頭が前へ上へ行くようになり、背中が長く広くなる。つまり、プライマリー・コントロールが自然に効くようになった。特に歩いているときにそれを強く感じる。疲れの少ない歩き方ができている感じがしている。


文字を読むスピードが上がり、以前よりもス〜ッと頭に入り、集中が継続するような気がしている。


メガネなしで楽器を演奏してみた。これも意外や意外、それなりに楽譜が見える。プライマリーコントロールも取りやすい。心なしか、音にふくらみが出てきたかな・・・うぅ〜ん。


若干のぼやけを許せば、メガネなし生活、もしかしてとてもいいかもしれない!今日からは、ピンホールメガネの訓練も合わせて行うことにした。


ちなみに、これは、アレクサンダー・テクニークの応用である。次回からのレッスンで、このアイ・ボディを指導してもらうことにしている。楽しみだなぁ!